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誕生日が近づくと気持ちが沈んで眠れない…

記念日に気持ちが揺れるのはおかしくない
誕生日や記念日が近づくと、なぜか気持ちが落ち込む。
「また一年経った」「何も変わっていない」「祝ってくれる人がいない」そんな気持ちが浮かんで眠れない。
そんな経験はありませんか。
記念日・誕生日が怖くて眠れなくなる理由と対処法を紹介します。
記念日・誕生日が怖くなる理由

誕生日・記念日は「特別な日」というイメージが強く、「この年齢までに〇〇していなければ」「誰かと過ごせていなければ」という期待が生まれやすいです。
現実とのギャップが大きいほど、その日が近づくにつれて不安・焦り・悲しみが強くなります。
記念日は「去年の今頃は」「あの頃はよかった」という記憶を呼び起こしやすい日でもあります。
別れた人との記念日・亡くなった人の誕生日・楽しかった頃の記念日など、喪失感が伴う場合は特に眠れなくなることがあります。
「誰にも祝ってもらえない」「一人で過ごす記念日」という孤独感は夜中に特に強くなります。
SNSで他の人の楽しそうな投稿が目に入ることで、孤独感がさらに強まることもあります。

対処法

記念日に気持ちが揺れることは、おかしくありません。
「落ち込んでいる」「寂しい」「怖い」という気持ちを無理に消そうとせず、「今夜はそういう気持ちなんだ」と認めることが第一歩です。
「この年齢までに〇〇していなければ」という思い込みは、誰かが決めたルールではありません。
今夜だけでも「自分のペースでいい」と許可してみてください。
記念日の夜はSNSを見ないことをおすすめします。
他の人の楽しそうな投稿が孤独感をさらに強める可能性があります。
今夜だけスマホをリビングに置いて、自分の気持ちと静かに向き合う時間にしてみてください。

よくあるQ&A

記念日・誕生日と睡眠に関する、よくある質問と回答を紹介します。
- Q誕生日が嫌いなのはおかしいですか?
- A
おかしくありません。
誕生日に孤独感・焦り・悲しみを感じる人は少なくないです。
「みんな喜ぶはずなのに自分はなぜ」と自分を責める必要はありません。
※個人差あり
- Q亡くなった人の記念日が近づくと眠れません。
- A
大切な人を亡くした後に記念日・命日が近づくと気持ちが揺れやすくなるのは自然なことです。
悲しみを感じることを許してあげてください。
長期間眠れない・日常生活に支障が出る場合は心療内科・グリーフカウンセリングへの相談を検討してみてください。
※個人差あり
- Q彼氏との記念日が近いのに連絡がなくて眠れません。
- A
期待と不安が重なって眠れなくなっている状態です。
今夜は「今日の自分にできることをした」と区切って、結果は明日以降に委ねることが助けになります。
不安が強い場合は今夜だけSNSとスマホから距離を置いてみてください。
※個人差あり

データ

日本プライマリ・ケア連合学会誌に掲載された八藤英典の報告(2012年)によると、不眠症の心理的誘発因子として「喪失体験・対人関係上の悲しみ・孤独感」が挙げられており、記念日・誕生日のような感情が揺れやすい日が不眠のきっかけになることが示されています。
夜の静寂の中で孤独感・後悔・悲しみが増幅されやすく、感情を無理に抑えようとするより「今夜はそういう気持ちである」と認めることが睡眠への移行を助けるとされています。
また、久留米大学の富田康弘らが2025年に発表した報告(睡眠医療ネクサス Vol.1 No.2)では、慢性不眠の誘発因子として「心理的な節目・周年反応」が挙げられており、記念日前後に不眠が悪化するパターンが示されています。
引用元:八藤英典「不眠症」日本プライマリ・ケア連合学会誌 Vol.35 No.1(2012)北星ファミリークリニック
引用元:富田康弘ら「医療者のための睡眠医学入門 第2回 不眠症」睡眠医療ネクサス Vol.1 No.2(2025)久留米大学医学部神経精神医学講座

この記事のまとめ

記念日・誕生日に気持ちが揺れて眠れなくなるのは、おかしいことではありません。
・今夜の気持ちを認める
・「〇〇であるべき」を手放す
・SNSから距離を置く。
この3つを試してみてください。
今夜だけは「自分のペースでいい」と、許してしまいましょう。
記念日の夜が怖くなる気持ちを、一人で抱えこむ必要はありません。




