更年期で眠れない時の原因と対処法

BIN
BIN

更年期になってから、ぐっすり眠れなくなった…

BON
BON

それ、ホルモンのせいかも

「以前はすぐ眠れたのに、最近は夜中に何度も目が覚める。」

「ホットフラッシュ(※)で汗をかいて、目が覚めてしまう。」

更年期の不眠は、加齢による仕方のないことではありません。

ホルモンバランスの変化が、睡眠に深く関わっているのです。

※ 女性ホルモンの減少で自律神経が乱れ、体温調節が不安定になる症状

spacer3

更年期に眠れなくなる原因として、特に多いものをご紹介します。

自分に当てはまっているものがないか、確認してみてください。

1.エストロゲンの減少による睡眠への影響

更年期になると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に低下します。

エストロゲンには睡眠を深くする働きがあると言われており、これが減少することで眠りが浅くなったり、途中で目が覚めやすくなることがあります。

2.ホットフラッシュ(のぼせ・発汗)による覚醒

更年期の代表的な症状であるホットフラッシュは、夜間にも起こります。

突然の熱感や大量の発汗で目が覚めてしまい、そのまま眠れなくなることがあります。

3.自律神経の乱れ

エストロゲンの減少は、自律神経のバランスにも影響を与えます。

交感神経が過剰に優位になることで、眠ろうとしても体がリラックスできず、寝つきが悪くなることがあります。

4.精神的な不安・抑うつによる不眠

更年期にはホルモンバランスの変化から、気分の落ち込みや不安感が生じやすくなります。

こうした精神的な不調が、夜の不眠につながることがあると言われています。

3つ以上当てはまった人は、一人で抱え込まずに専門家への相談を検討してください。

spacer2

「年齢のせいだから仕方ない。」

「そのうち落ち着くだろう。」

そう思って放置していませんか。

更年期の不眠を放置すると、睡眠不足が蓄積されるだけでなく、更年期症状そのものがさらに悪化することがあると言われています。

眠れない

疲労・ストレスが蓄積

更年期症状が悪化

さらに眠れなくなる

このような悪循環が続くと、日常生活への影響が大きくなっていきます。

「更年期だから」と諦める前に、今すぐ対策を始めることをおすすめします。

更年期の不眠に効果的と言われている方法をご紹介します。

  • 婦人科・更年期外来・オンラインクリニックに相談する
  • ホットフラッシュ対策として、寝室を涼しく保つ
  • 寝る前にぬるま湯の入浴で体温調節を助ける
  • 大豆イソフラボンを含む食品を意識して摂る
    (豆腐・納豆・豆乳など)
  • 4-7-8呼吸法で自律神経を整える
    (4秒吸って、7秒止めて、8秒で吐く)

症状が強い場合は、ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬など、専門的な治療を検討することをおすすめします。

spacer5

更年期の不眠に関する、よくある質問と回答をご紹介します。

Q
更年期の不眠はいつまで続きますか?
A

個人差がありますが、更年期は一般的に閉経前後の5〜10年間続くと言われています。

症状が強い場合は、婦人科への相談をおすすめします。
※個人差あり

Q
ホルモン補充療法(HRT)は不眠に効果がありますか?
A

更年期の不眠改善に効果があると言われています。

ただし、適応や副作用があるため、必ず医師に相談の上で検討してください。
※個人差あり

Q
更年期の不眠に市販の睡眠薬は使えますか?
A

一時的な使用であれば選択肢のひとつとして効果的です。

ただし、更年期による不眠の根本的な原因への対処には、専門家への相談をおすすめします。
※個人差あり

spacer4
data13

NTTデータ経営研究所の調査によると、更年期症状・障害がある人の中で、女性の60.3%が誰にも相談していないことが明らかになっています。

グラフデータイメージ

また、40〜49歳の女性では33.9%、50〜59歳の女性では27.1%が更年期症状によって生活への影響を感じていると報告されており、約3〜4人に1人が日常生活に支障を抱えている計算になります。

引用元:NTTデータ経営研究所
「働く男女の更年期症状に関する意識調査」
https://www.nttdata-strategy.com/knowledge/ncom-survey/231018/

引用元:aiwell株式会社 更年期の不調
6割超「イライラしやすい・怒りっぽい」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000034921.html

spacer_bon

更年期の不眠は、ホルモンバランスの変化による体と脳の反応です。

「年齢のせい」と諦めず、原因を知り、専門家に相談することが改善への第一歩になります。

あなたの眠りを、あきらめないでください。

この記事の執筆者

BIN&BON

BIN & BON

nelulu 編集部

記事で取り上げている情報は、一次情報や公的ソース(厚労省等)・学会や研究機関のガイドラインなどを参照しています。