不眠症とは?原因・タイプ・治療法をわかりやすく解説

problemイメージ
BIN
BIN

眠れない日が続いているけど、これって「不眠症」なの?

BON
BON

「不眠症」は日本人の約20%が抱える、れっきとした疾患なんだ

眠れない日が続いている。

でも「不眠症」と言えるほどひどいのかわからない。

病院に行くべきなのか判断できない。

このページでは、そういった人のために、不眠症の定義・診断基準・タイプ・原因・治療法をわかりやすく解説します。

Yahoo!知恵袋には、以下のような投稿が多数寄せられています。

口コミイメージ

“ 不眠症というわけではないんですけど、夜眠れないんです。 ”

“ 不眠症で眠れません どうやったら寝れるようになりますか? ”

“ 不眠症で眠れへん時は、飲食、煙草、YouTube、ゲーム、知恵袋以外で何してますか? ”

といった、布団に入ってもなかなか寝つけないという内容の投稿に多くの共感が集まっています。

特に「眠れない」と意識すればするほど、かえって目が冴えてしまうようです。

spacer9
casestudyイメージ

不眠症(insomnia)とは、適切な睡眠の機会と環境があるにもかかわらず、睡眠の問題が続いて日常生活に支障をきたしている状態です。

「眠れない」という訴えだけでなく、以下の条件が揃って初めて不眠症と診断されます。

睡眠の問題が週3日以上

睡眠の問題(寝つきが悪い・夜中に目が覚める・朝早く目が覚める・眠った気がしない)が週3日以上ある。

3ヶ月以上の持続

その状態が3ヶ月以上続いている(慢性不眠症の場合)。

日中の生活への影響

日中に眠気・集中力低下・気分の障害・仕事への支障など、生活への影響が出ている。

他の要因が原因でない

他の疾患・薬・物質が原因でない。

入眠障害

寝つくまでに30分〜1時間以上かかる。

中途覚醒

夜中に何度も目が覚める(最も多いタイプ)。

早朝覚醒

希望より2時間以上早く目が覚めてそのまま眠れない。

熟眠障害

眠れてはいるが眠った感じがしない。

spacer2
casestudy17
心理的原因

ストレス・不安・「眠れない恐怖」など。

不安・緊張イメージ
身体的原因

痛み・かゆみ・頻尿・呼吸困難など。

生理的原因

時差・交代勤務・環境変化など。

精神医学的原因

うつ病・不安障害・PTSDなど。

薬理学的原因

カフェイン・アルコール・薬の副作用など。

spacer2
agitationイメージ

「眠れないのは体質だから仕方ない。」

「そのうち治るだろう。」

そう思いながら、不眠症を放置していませんか。

不眠症は適切な治療がなければ10年単位で継続する可能性があります。

また、慢性化するほど、うつ病・糖尿病・高血圧・心疾患との関連が高まることが研究で示されています。

「眠れないだけ」ではなく、健康全体に影響する疾患として早めに対処することが大切です。

悪循環イメージ

不眠症を「そのうち治る」と軽視する

睡眠不足が慢性化する

うつ病・糖尿病・高血圧などのリスクが高まる

症状がさらに悪化し、回復に時間がかかる

solutionイメージ

不眠症の治療法を紹介します。

1. 非薬物療法(まず試すべき)

睡眠衛生の改善・CBT-I(不眠に対する認知行動療法)が第一選択とされています。

CBT-Iは薬物療法と同等かそれ以上の長期的効果があるとされており、薬への依存を作らない点で特に有効です。

内科・心療内科や睡眠外来で受けられる場合があります。

オンライン診療や専門家に相談するイメージ
2. 薬物療法

非薬物療法で改善しない場合・症状が重い場合は薬物療法が選択されます。

近年はオレキシン受容体拮抗薬(スボレキサント・レンボレキサント)など依存性の低い新しい薬が登場し、治療の選択肢が広がっています。

自己判断での服用・断薬は危険です。必ず担当医の指示に従ってください。

3. 原因疾患の治療

うつ病・睡眠時無呼吸症候群・むずむず脚症候群など他の疾患が原因の場合は、その疾患の治療が不眠の改善に直結します。

「眠れない」という症状だけを治療するより、原因を特定して治療することが根本解決への近道です。

ホワイトノイズや自然音を流す

雨音・川の音などの自然音を小さく流してみてください。

物音が際立ちにくくなり、耳が落ち着きやすくなります。

RELAX ROOMバナー

リラックス効果音を聴いてみる>>>

spacer5
Q&Aイメージ
Q
不眠と不眠症はどう違いますか?
A

「不眠」は眠れない状態の総称、「不眠症」は週3日以上・1ヶ月以上続いて日常生活に支障が出ている医学的な疾患です。

たまに眠れない夜があるのは「不眠」ですが、それが慢性化して生活に影響が出ている状態が「不眠症」です。
※個人差あり

Q&Aイメージ
Q
不眠症は自然に治りますか?
A

ストレスなど一時的な原因による短期不眠症は、原因が解消されれば自然に改善することがあります。

しかし慢性不眠症(3ヶ月以上)は放置すると10年単位で継続する可能性があります。早めに対処することが大切です。
※個人差あり

Q&Aイメージ
Q
不眠症の検査はどんなことをしますか?
A

問診(いつから・どんな症状・日中への影響・生活習慣)が中心です。

必要に応じて睡眠日誌の記録・血液検査・睡眠ポリグラフ検査(PSG)が行われます。

「眠れなくて困っている」と伝えるだけで診察は始まります。完璧に準備しなくて大丈夫です。
※クリニックによって異なります

spacer4
data1

日本大学医学部精神科の鈴木正泰が2020年に発表した報告(日本大学医学雑誌 79巻6号)によると、不眠症状の有病率は日本の成人一般人口の約20%にのぼり、その背景には閉塞性睡眠時無呼吸・むずむず脚症候群・うつ病など多様な疾患が関与していることが示されています。

不眠症状の有病率を示すグラフ

不眠症の正確な鑑別診断が適切な治療につながるとされており、「眠れない」という症状だけでなく原因を特定することの重要性が強調されています。

また、日本プライマリ・ケア連合学会誌に掲載された八藤英典の報告(2012年)によると、不眠症は適切な診断・加療がなされないと症状が10年単位で長期間継続してしまう可能性があり、一般医を受診する患者の半数以上に睡眠障害が見られるにもかかわらず、患者が自ら訴えることは少なく治療対象となることも非常に少ないとされています。

「眠れない」という状態を放置せず、まず内科・心療内科や睡眠外来への相談が回復への第一歩です。

参照1:鈴木正泰「不眠症状の鑑別診断の進め方」日本大学医学雑誌 79巻6号(2020)日本大学医学部精神科
参照2:八藤英典「不眠症」日本プライマリ・ケア連合学会誌 Vol.35 No.1(2012)北星ファミリークリニック

引用イメージ
spacer3
睡眠診断イメージ

あなたの睡眠レベルや状態がわかる、チェック形式の診断コンテンツです。

ストレス・身体・生活習慣・ホルモンの4つの視点から、あなたの睡眠に影響している原因を分析します。

チェックシートイメージ
spacer5

北の大地の夢しずく

北の大地の夢しずく

「なかなか寝付けない」「夜中に何度も起きてしまう」というお悩みには、「セロトニン」と「メラトニン」の関係が深く関わっています。

メラトニンは質の良い眠りに必須の「睡眠促進ホルモン」ですが、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを材料につくられるため、セロトニンが不足すると質の良い睡眠をとりにくくなります。

『北の大地の夢しずく』は、セロトニンを増やしメラトニンの分泌をサポートする植物由来成分「ラフマ」を主成分に、ミルクペプチド・ネムノキ・クワンソウエキス・GABAなど休息サポート成分を複数配合した機能性表示食品です。

詳細はこちら >>>

実際に使った人の声

良い口コミ

「寝つきが悪く、夜中も目が覚めたらしばらく眠れなかったのですが、それらが改善されつつあるように思います。続けたいと思います。」

悪い口コミ

「レビューを見て購入しましたが、私には合いませんでした。値段も高く、効果は感じられませんでした。」

ポイント

最低15日以上使用しても満足できなければ商品代金(税込)の全額返金保証が受けられます。
定期コースは2回目以降いつでも解約可能なので、まずは1個から気軽に試せます。
詳細ページをご確認ください。

spacer4
サマリーイメージ

不眠症は日本人の約20%が抱える、明確な診断基準を持つ疾患です。

「体質」や「仕方ない」で片付けられるものではありません。

まずは睡眠衛生の改善から始め、2週間以上改善しない場合は内科・心療内科や睡眠外来への相談を検討してみてください

セルフケアイメージ

対処法

・1. 非薬物療法(まず試すべき)
・2. 薬物療法
・3. 原因疾患の治療
・ホワイトノイズや自然音を流す

不眠症は適切な治療で改善できる疾患です。

一人で抱えず、まず相談することが回復への第一歩です。

この記事の執筆者

BIN&BON

BIN & BON

nelulu 編集部

記事で取り上げている情報は、一次情報や公的ソース(厚労省等)・学会や研究機関のガイドラインなどを参照しています。

不眠症とは?診断基準・4つのタイプ・治療法をわかりやすく解説
「眠れない」と「不眠症」は違います。週3日以上・3ヶ月以上・日常生活に支障が出る状態が不眠症。診断基準・4つのタイプ・治療法を論文ベースで解説します。
睡眠衛生とは?不眠を改善する12の習慣をわかりやすく解説
「睡眠衛生」とは良質な睡眠のために整えるべき習慣・環境の総称。不眠治療の基本中の基本を、具体的な内容・優先順位・論文ベースでわかりやすく解説します。
睡眠薬なしで眠れるようになる方法
睡眠薬に頼らずに眠れるようになりたい。でも薬なしだと眠れない。薬なしで眠れる力を取り戻すための方法と注意点を紹介します。