

眠れなくて困っているけど、何科に行けばいいのかわからない…

迷ったらまず内科でいいよ。
状況によって受診先が変わるから、パターン別に紹介するね
眠れない。
でも「何科に行けばいいのかわからない」「精神科はハードルが高い」と思って踏み出せていませんか。
不眠の受診先は、症状や状況によって変わります。
このページでは、不眠の状況別に適切な受診先をわかりやすく紹介します。
同じ悩みを持つ人の声
Yahoo!知恵袋には、あなたと同じ悩みを抱えている人から、次のような相談が多く寄せられています。
◼◼◼◼さん
不眠 何科を受診? ここ2週間ほど、寝つきが極端に悪いのと夜中に何度も目が覚めてしまいます。 そのせいで日中の眠気や疲労が抜けず体がきついです。…
◼◼◼◼さん「不眠症は何科の病院に行けばいいですか?」
◼◼◼◼さん「不眠症は何科にいけばいいのでしょうか?」
◼◼◼◼さん「工場で二交代勤務している為不眠なのですがまずは何科の病院に行けば良いでしょうか?」
実際に寄せられている相談をもとに再構成しています
同じように、不眠がつらいのにどの病院に行けばいいかわからないという悩みを打ち明けている人はたくさんいます。
特にどの科に相談すればいいか分からないと、受診をためらってしまいやすいようです。

不眠の受診先:状況別ガイド

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【パターン1】とにかく迷ったら → 内科やかかりつけ医
「どこに行けばいいかわからない」という場合は、まず内科・かかりつけ医への相談が一番ハードルが低くておすすめです。
内科でも睡眠薬の処方や生活指導を受けることができます。
必要に応じて専門科を紹介してもらえます。

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【パターン5】今すぐ相談したい、病院に行けない → オンラインクリニック
仕事が忙しい・外出が難しい・精神科・心療内科への抵抗がある、という場合はオンラインクリニックが選択肢になります。
自宅からスマホで医師に相談でき、必要に応じて薬の処方も受けられます。
診療時間が通常のクリニックより柔軟なところも多いです。

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【パターン2】ストレス・不安や気分の落ち込みが重なる → 心療内科
眠れないことに加えて、仕事や人間関係のストレス・不安感・気力の低下が伴う場合は、心療内科が適しています。
心療内科は「体に症状が出るほどの心のストレス」を専門に扱う科で、うつ・適応障害・不安障害なども診てもらえます。
精神科より受診のハードルが低いと感じる人も多いです。
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【パターン3】いびきや無呼吸や日中の強い眠気がある → 内科・耳鼻科や睡眠外来
「いびきがひどい」「睡眠中に呼吸が止まると言われる」「日中に激しい眠気がある」という場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
内科・耳鼻科、または睡眠外来への受診が適しています。
睡眠外来は、不眠・過眠・いびきなど睡眠の問題を専門に扱う外来です。
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【パターン4】重症の精神症状がある → 精神科
幻覚・幻聴・強いパニック発作・重度のうつなど、精神症状が重い場合は精神科が適しています。
精神科は「こころの病気全般」を扱う科で、不眠だけでなく精神疾患全体を包括的に診てもらえます。

放置したままにすると…

「何科に行けばいいかわからない」
そう思って、受診をためらっていませんか。
迷っている間にも不眠は長引き、一人で市販薬やアルコールに頼るようになってしまうことがあります。
放置すると、適切な治療を受けられないまま症状が悪化してしまうこともあります。
LOOP
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「何科に行けばいいかわからない」と受診をためらう
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迷っている間に不眠が長引く
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一人で市販薬やアルコールに頼るようになる
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適切な治療を受けられないまま症状が悪化する
こういったサイクルに陥ると、適切な治療を受けられないまま症状が悪化するかもしれません。
症状が悪化する前に、対処法を試してみましょう。

よくあるQ&A

- Q心療内科と精神科はどう違いますか?
- A
心療内科は「ストレスなどで体に症状が出る状態」を専門とし、内科的なアプローチも含みます。
精神科は「こころの病気全般」を扱います。
不眠・うつ・適応障害・不安障害はどちらでも対応できることがあります。
迷ったらどちらでも相談してみてください。
※クリニックによって対応範囲が異なります

- Q内科で睡眠薬をもらえますか?
- A
内科でも睡眠薬(睡眠導入薬)を処方してもらえることがあります。
ただし精神症状が重い場合や、複雑な薬の調整が必要な場合は、心療内科や精神科への紹介になることもあります。
※医師の判断によります

- Q初診でどんなことを聞かれますか?
- A
「いつ頃から眠れないか」「眠れない頻度」「何時間くらい眠れているか」「日中の生活への影響」などを聞かれることがあります。
うまく話せなくても大丈夫です。
「眠れなくて困っている」と伝えるだけで診察は始まります。
※クリニックによって異なります

データ

日本大学医学部精神科の鈴木正泰氏が2020年に発表した報告(日大医学雑誌 79巻6号)によると、不眠の症状は、閉塞性睡眠時無呼吸やむずむず脚症候群、周期性四肢運動障害、睡眠・覚醒相後退障害など、不眠症以外の睡眠障害でも起こるとされています。(出典)
不眠症状の有病率は、日本の成人一般人口の約20%にのぼるとされています。
また、日本プライマリ・ケア連合学会誌に掲載された八藤英典氏の報告(2012年)では、睡眠障害をもつ患者はメンタルの専門医よりも一般医(かかりつけ医など)を受診することが多いとされています。(出典)
どの科に行けばいいか迷うより、「眠れない」と伝えるだけで診察は始まります。
引用元:
鈴木正泰「不眠の鑑別診断とその進め方」日大医学雑誌 79巻6号(2020)日本大学医学部精神科
八藤英典「不眠症」日本プライマリ・ケア連合学会誌 Vol.35 No.1(2012)北星ファミリークリニック
この研究の紹介者:
鈴木正泰(すずき まさひろ)氏
プロフィール
所属:
日本大学医学部医学科精神医学系 主任教授
学位:
博士(医学)(2008年、日本大学)
経歴:
2002年日本大学医学部卒業後、同大学で研修医・助手・助教を経て、2015〜2016年イタリア・ヴィータ・サルーテ サンラファエレ大学客員研究員、2018年准教授、2020年より主任教授。
国立精神・神経医療研究センター客員研究員も兼務
資格:
精神保健指定医、精神科専門医・指導医、睡眠医療認定医、日本医師会認定産業医
研究ジャンル:
不眠症、時間生物学、気分障害
八藤英典(はっとう ひでのり)氏
プロフィール
所属:
医療法人恵心会 北星ファミリークリニック 院長、北海道家庭医療学センター
実績:
CareNeTVにて「総合診療専門医のためのワークブック」等の執筆・講師を担当
研究ジャンル:
不眠症、プライマリ・ケア

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この記事のまとめ

不眠の受診先は、迷ったらまずは内科・かかりつけ医にしましょう。
ストレス・気分の落ち込みが重なるなら心療内科、いびき・無呼吸が気になるなら睡眠外来・耳鼻科が適しています。
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対処法
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【パターン1】とにかく迷ったら → 内科やかかりつけ医
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【パターン2】ストレスや不安や気分の落ち込みが重なる → 心療内科
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【パターン3】いびきや無呼吸や日中の強い眠気がある → 内科や耳鼻科や睡眠外来
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【パターン4】重症の精神症状がある → 精神科
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【パターン5】今すぐ相談したい、病院に行けない → オンラインクリニック
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また、どうしても病院に行きにくいという場合は、オンラインクリニックも選択肢のひとつです。
どこに行けばいいか迷うより、まずは一歩前進することが大切です。


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