
PR

睡眠相後退症候群って何?

体内時計が後ろにずれて眠れなくなる状態のことなんだ
夜中の2〜3時にならないと眠くならない。
朝になっても眠れなくて、昼ごろにやっと眠れる。
そんな状態が続いて、「これは夜型の体質なんだ」と思っていませんか。
実はそれ、病気かもしれません。
睡眠相後退症候群とは何か、原因と改善策を紹介します。
同じ悩みを持つ人の声
Yahoo!知恵袋には、以下のような投稿が多数寄せられています。

“ 夜中の3時を回らないと眠れません。そのため昼まで起きることができません。 ”
“ 昔からなので当時は夜型なのかなあくらいに思っていましたが最近とくに眠れないので悩みに悩んでいます。 ”
“ 明日仕事だ!と思えば思うほど寝れなくなり、結局2時…3時…6時となり仕事に遅刻しなかなか続きません。 ”
といった、夜型体質だと思っていたら体内時計が大きくずれていたという内容の投稿に多くの共感が集まっています。
特に体内時計が後ろにずれている人ほど、朝の時間に起きられなくなりやすいようです。

睡眠相後退症候群とは


睡眠相後退症候群(DSPD:Delayed Sleep Phase Disorder)とは、体内時計が通常より大幅に後ろにずれてしまい、極端に遅い時間帯にしか眠れなくなる睡眠障害です。
「夜中の2〜4時にならないと眠れない・朝10〜12時ごろにやっと眠くなる」というパターンが典型的です。
本人は「夜型の性格」と思いがちですが、体内時計そのものがずれているため、意志の力で早起きしようとしても眠れない・眠れたとしても強烈な眠気が続くという状態になります。

主な原因

体内時計のリズムには遺伝的な個人差があります。
DSPDは家族内で発症しやすいことが知られており、遺伝的素因が関係していると考えられています。

夜遅くまでの強い光・スマホのブルーライトがメラトニンの分泌を抑制して、体内時計をさらに後退させます。
遺伝的素因がある人が夜型の生活を続けることで症状が悪化しやすくなります。
DSPDは10〜20代に最も多く見られます。
思春期には体内時計が自然に後退する傾向があり、それが慢性化してDSPDに移行することがあります。

改善策

睡眠相後退症候群による夜型体質を整える改善策を紹介します。
自力での改善が難しい場合は睡眠外来への相談が助けになります。
光療法・メラトニン受容体作動薬(ラメルテオン)・時間療法(少しずつ就寝時間を前倒しする)などの治療法があります。

起床後すぐに外に出て朝の光を浴びることが、体内時計を前に戻す最も基本的な方法です。
カーテンを開けて自然光を取り込むだけでも効果があります。
光療法(高照度光療法)を専門機関で受けることも有効とされています。
就寝2時間前からスマホ・強い照明を避ける。
照明を暖色・間接照明に落とす。
ブルーライトカットメガネを活用する。

データ

虎の門病院の富田康弘らが2025年に発表した報告(睡眠医療ネクサス Vol.1 No.3)によると、睡眠相後退症候群は概日リズム睡眠・覚醒障害のひとつとして分類されており、体内時計のずれが慢性的な入眠困難・朝の覚醒困難を引き起こすことが示されています。
光療法・メラトニン受容体作動薬・時間療法を組み合わせた治療が有効とされており、自己判断での対処には限界があることから専門機関への相談が推奨されています。
また、愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センターの岡靖哲らが2025年に発表した報告(睡眠と環境 Vol.19 No.1)では、朝の光刺激が体内時計を前進させる最も重要な環境因子とされており、起床後すぐの自然光への暴露が睡眠相の正常化に有効とされています。
引用元:
睡眠と環境 Vol.19 No.1(2025)
「睡眠習慣改善と不眠治療の新たなトレンド」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsleepenvi/19/1/19_50/_article/-char/ja引用元:
睡眠医療ネクサス Vol.1 No.3(2025)
「睡眠関連呼吸障害」(医療者のための睡眠医学入門 第3回)
https://jssr.jp/files/nexus/20251225-08.pdf
引用元:
富田康弘ら「医療者のための睡眠医学入門 第2回 不眠症」睡眠医療ネクサス Vol.1 No.2(2025)久留米大学医学部神経精神医学講座
http://www.jssr.jp/files/nexus/20250925-07.pdf
引用元:
岡靖哲ら「睡眠習慣改善と不眠治療の新たなトレンド」睡眠と環境 Vol.19 No.1(2025)愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsleepenvi/19/1/19_50/_article/-char/jaこの研究の紹介者:岡 靖哲(おか やすのり)氏
詳しいプロフィールを見る+
所属:
愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター長・教授
学位:
修士(医学)ロンドン大学
経歴:
京都大学医学部卒、京都大学大学院で脳病態生理学・臨床神経学を専攻。
英国ロンドン大学で臨床神経科学修士を取得後、英国セントトーマス病院 睡眠医療センターで研究員(2000~2001年)を務め、現在は愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター長
資格:
日本睡眠学会 総合専門医/日本神経学会 神経内科専門医
研究ジャンル:
睡眠医療、不眠症治療、概日リズム睡眠障害愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター(公式サイト)
岡靖哲 研究者ページこの研究の紹介者:富田 康弘(とみた やすひろ)氏
詳しいプロフィールを見る+
所属:
虎の門病院 睡眠呼吸器科 医長(循環器センター内科兼任)
出身:
東京大学医学部卒業
学位:
博士(医学)順天堂大学大学院医学研究科
経歴:
東京大学医学部卒業後、虎の門病院で循環器・睡眠医療の臨床に従事。
順天堂大学大学院で医学博士を取得し、現在は東京大学大学院医学系研究科の特任研究員、順天堂大学医学部の非常勤助教も兼任
資格:
総合内科専門医・指導医/日本睡眠学会総合専門医・指導医/循環器専門医・指導医
研究ジャンル:
睡眠関連呼吸障害、睡眠時無呼吸症候群(SAS)、CPAP治療

あなたの眠れない原因を調べる

あなたの睡眠レベルや状態がわかる、チェック形式の診断コンテンツです。
ストレス・身体・生活習慣・ホルモンの4つの視点から、あなたの睡眠に影響している原因を分析します。


眠りをサポートするアイテム
北の大地の夢しずく
「なかなか寝付けない」「夜中に何度も起きてしまう」というお悩みには、「セロトニン」と「メラトニン」の関係が深く関わっています。
メラトニンは質の良い眠りに必須の「睡眠促進ホルモン」ですが、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを材料につくられるため、セロトニンが不足すると質の良い睡眠をとりにくくなります。
『北の大地の夢しずく』は、セロトニンを増やしメラトニンの分泌をサポートする植物由来成分「ラフマ」を主成分に、ミルクペプチド・ネムノキ・クワンソウエキス・GABAなど休息サポート成分を複数配合した機能性表示食品です。
実際に使った人の声
「寝つきが悪く、夜中も目が覚めたらしばらく眠れなかったのですが、それらが改善されつつあるように思います。続けたいと思います。」
「レビューを見て購入しましたが、私には合いませんでした。値段も高く、効果は感じられませんでした。」
最低15日以上使用しても満足できなければ商品代金(税込)の全額返金保証が受けられます。
定期コースは2回目以降いつでも解約可能なので、まずは1個から気軽に試せます。
詳細ページをご確認ください。

この記事のまとめ

睡眠相後退症候群は「夜型の性格」ではなく、体内時計が後退した状態です。

対処法
・朝の光を浴びる
・夜の光を減らす
・受診を検討するケース
「夜型だから仕方ない」と諦める前に、体内時計へのアプローチを試してみてください。
生活習慣の改善で難しい場合は、光療法や薬物療法という選択肢があります。





