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毎朝起きると頭が痛い
眠れているはずなのに…

朝の頭痛にはいくつか原因があるんだ
睡眠の問題が関係していることも多いよ
毎朝起きると頭が痛い。
頭が重い。
眠れているはずなのに、朝から頭が痛くてすっきりしない。
そんな朝を繰り返していませんか。
朝起きると頭が痛い・頭が重い原因と改善策を紹介します。
同じ悩みを持つ人の声
Yahoo!知恵袋には、以下のような投稿が多数寄せられています。

“ 朝起きると毎朝頭が重いです。その重みが段々痛くなっていきお昼すぎには少ししんどいくらい頭痛の症状が出ます。 ”
“ 朝起きてから昼過ぎぐらいまで頭痛が止まりません。ここ1週間、毎朝頭痛が酷いです。 ”
“ 朝起きると頭痛がします。頭全体が重い感じがして、起きるのがつらい時もあります。 ”
といった、朝起きた時から頭が重く痛みが続いてすっきりしないという内容の投稿に多くの共感が集まっています。
特に朝の頭の重さが続く日ほど、午後まで頭痛を引きずりやすいようです。

朝に頭が痛くなる主な原因

最も見落とされやすい原因のひとつです。
睡眠中に呼吸が止まることで血中の酸素が不足して、朝に頭痛・頭重感が出やすくなります。
「いびきがひどいと言われる」「朝スッキリしない」「日中に強い眠気がある」という場合はSASの可能性があります。

高すぎる枕・低すぎる枕・うつ伏せ寝が頸椎に負担をかけて、朝の頭痛・肩こりの原因になることがあります。
「朝だけ頭が痛い・起き上がると少し楽になる」という場合は枕・寝姿勢が原因のことがあります。

睡眠中は汗・呼吸で水分が失われます。
口呼吸の場合はさらに乾燥が進み、脱水による頭痛が出やすくなります。
「朝起きると口が乾いている・のどが痛い」という場合は口呼吸・脱水が原因のことがあります。
睡眠が浅い・睡眠時間が足りない状態が続くと、脳の疲労が蓄積して朝の頭重感が出やすくなります。
「眠れているはずなのに毎朝すっきりしない」という場合は熟眠障害が関係していることがあります。

放置したままにすると…

「朝だけ頭が痛い」
そう感じながらも、原因を調べずに過ごしていませんか。
睡眠の質の低下や合わない枕、脱水や口呼吸などが重なっていることがあります。
「そのうち治る」と放置すると、慢性的な朝の頭痛・頭重感が続いてしまうこともあります。

・睡眠の質が低い・合わない枕のまま毎晩眠る
↓
・脱水や口呼吸も重なる
↓
・「そのうち治る」と原因を調べない
↓
・慢性的な朝の頭痛・頭重感が続く
こういったサイクルに陥ると、慢性的な朝の頭痛・頭重感が続くかもしれません。
頭痛・頭重感が続く前に、対処法を試してみましょう。

改善策

朝起きると頭が痛い・頭が重い時の改善策を紹介します。
→ 内科や睡眠外来
(SASの検査。

脱水による頭痛に効果的。
仰向けで頭・首や肩が一直線になる高さが目安。
うつ伏せ寝をやめて横向き・仰向けに変える。
→ 内科・神経内科
(片頭痛・緊張型頭痛の可能性。
→ 内科・心療内科
(うつ病・睡眠障害の可能性。

よくあるQ&A

朝の頭痛に関する、よくある質問と回答を紹介します。
- Q毎朝頭痛薬を飲んでいます。問題ありますか?
- A
市販の頭痛薬を月に10日以上・3ヶ月以上使い続けると「薬物乱用頭痛」が起きて、薬を飲まないと頭痛が出る状態になることがあります。
毎朝頭痛薬が必要な状態が続いている場合は内科・神経内科への相談を検討してみてください。
※個人差あり

- Q休日の朝だけ頭痛がします。
- A
休日に長く寝すぎることで体内時計がずれて頭痛が出る「週末頭痛」の可能性があります。
また、平日のカフェインが休日に減ることでカフェイン離脱頭痛が出ることもあります。
休日でも起床時間を平日と1〜2時間以内に抑えることで改善することがあります。
※個人差あり

- Q子どもが毎朝頭痛を訴えます。
- A
子どもの朝の頭痛は起立性調節障害・睡眠不足・ストレスなど複数の原因が考えられます。
「毎朝頭痛・学校に行けない」という状態が続く場合は小児科への相談を検討してみてください。
※個人差あり

データ

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の佐藤誠が2020年に発表した報告(日本内科学会雑誌 109巻6号)によると、睡眠時無呼吸症候群の患者では睡眠中の低酸素状態が繰り返されることで、朝の頭痛・頭重感・倦怠感が特徴的な症状として現れることが示されています。
SASは推定900万人の患者がいるにもかかわらず治療を受けているのは50万人未満とされており、「朝の頭痛」をSASのサインとして認識することが早期発見につながるとされています。
また、東邦大学医学部整形外科の山田朱織らの報告では、枕の高さが合っていないことで頸椎に負担がかかり、朝の頭痛・肩こりが生じることが示されており、枕の調整が朝の頭痛改善に有効とされています。
引用元:
佐藤誠「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疫学」日本内科学会雑誌 109巻6号(2020)筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/109/6/109_1059/_article/-char/ja/
引用元:
山田朱織「枕の調整について」薬学雑誌 東邦大学医学部整形外科
https://www.jstage.jst.go.jp/article/faruawpsj/46/11/46_KJ00009581763/_article/-char/ja
この研究の紹介者:佐藤誠(さとう まこと)氏
詳しいプロフィールを見る+
所属:
筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 名誉教授、守谷いびき・無呼吸センター長
学位:
医学博士
経歴:
新潟大学医学部卒業後、ウィスコンシン大学へ留学。
上越教育大学生活健康系講座教授を経て、筑波大学大学院人間総合科学研究科教授、同大学国際統合睡眠医科学研究機構教授を歴任
研究ジャンル:
呼吸器内科学、睡眠時無呼吸症候群、睡眠時エネルギー代謝

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この記事のまとめ

朝起きると頭が痛い・頭が重い状態は「眠りの問題」が隠れているサインのことがあります。
まず起きたらすぐ水を飲む・枕の高さを見直す・うつ伏せ寝をやめるという3つから試してみてください。

対処法
・朝起きたらすぐにコップ1杯の水を飲む
・枕の高さを見直す
・寝る向きの変更
・いびきがひどい・日中に強烈な眠気がある
・毎朝頭痛が続く・頭痛薬が手放せない
・朝の頭痛に加えて気分の落ち込み・倦怠感がある
・ホワイトノイズや自然音を流す
いびきがひどい・毎朝頭痛が続く・日中に強い眠気がある場合は、内科や睡眠外来への相談を検討してみてください。
「どうせ、毎朝のことだ」などと軽視せずに、しっかりと原因を把握することが大切です。






