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歯ぎしりがひどいと言われる…
朝も顎が痛くて疲れが取れない

それはストレスと睡眠が深く関係してるんだ
パートナーに歯ぎしりがひどいと言われた。
朝起きると顎が痛い・頭が重い・疲れが取れない。
そんな状態が続いたりしていませんか。
歯ぎしりの原因と睡眠への影響、改善策を紹介します。
歯ぎしりの原因

歯ぎしりの最も多い原因はストレス・不安・緊張です。
日中に蓄積したストレスが睡眠中に顎の筋肉を緊張させて、歯ぎしり・食いしばりとして現れます。
「ストレスが多い時期に悪化する」というパターンはこのためです。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)と歯ぎしりは関連が指摘されています。
呼吸が止まる→脳が覚醒シグナルを出す→顎が動くという反応が歯ぎしりを引き起こすことがあります。
「いびきがひどい・朝スッキリしない」という場合はSASの検査も検討する価値があります。
噛み合わせのズレが顎の筋肉に負担をかけて、睡眠中に無意識に調整しようとする動きが歯ぎしりとして現れることがあります。

歯ぎしりが睡眠に与える影響

- 朝起きると顎が痛い・疲れている
- 朝の頭痛・肩こり・首の痛み
- 眠れているのに疲れが取れない
- 歯が削れる・知覚過敏・歯が欠ける
- 顎関節症(口が開けにくい・顎がカクカクする)

改善策

歯ぎしりの最も確実な対処法は歯科でのマウスピース(ナイトガード)の作製です。
歯への直接的なダメージを防いで、顎の筋肉への負担を和らげる効果があります。
保険適用で作製できる場合があるため、歯科への相談が助けになります。
- 就寝前に顎・首・肩のストレッチをして緊張をほぐす
- 4-7-8呼吸法で副交感神経に切り替えてから眠る
- 日中のストレス管理・適度な運動を取り入れる

よくあるQ&A

歯ぎしりと睡眠に関する、よくある質問と回答を紹介します。
- Q歯ぎしりは自分では気づけませんか?
- A
睡眠中のため自分では気づけないことが多いです。
「朝起きると顎が疲れている・歯が削れてきた・知覚過敏が出てきた」という症状が歯ぎしりのサインのことがあります。
一人暮らしで気づきにくい場合は歯科での確認が有効です。
※個人差あり
- Q市販のマウスピースでも効果がありますか?
- A
市販のマウスピースも歯への直接的なダメージを軽減する効果はあります。
ただし噛み合わせに合っていない場合は逆に顎への負担が増すことがあるため、歯科でのオーダーメイドが理想的です。
※個人差あり
- Q子どもの歯ぎしりは大丈夫ですか?
- A
乳歯から永久歯への生え替わり時期に歯ぎしりが出ることは多く、成長とともに自然に治まることが多いとされています。
ただし音が大きい・頻繁に起きるという場合は小児歯科への相談を検討してみてください。
※個人差あり

データ

日本プライマリ・ケア連合学会誌に掲載された八藤英典の報告(2012年)によると、歯ぎしり(睡眠時ブラキシズム)は睡眠関連運動障害のひとつとして分類されており、ストレス・不安・睡眠の質の低下と密接に関連することが示されています。
歯ぎしりは深い睡眠から浅い睡眠への移行時に起きやすく、睡眠の質が低下するほど頻度が増す傾向があるとされており、睡眠衛生の改善とストレス管理が根本的な対処法として重要とされています。
また、久留米大学の富田康弘らが2025年に発表した報告(睡眠医療ネクサス Vol.1 No.2)では、慢性的なストレス・過覚醒状態が睡眠中の筋緊張を高めて歯ぎしりを悪化させることが示されており、不眠と歯ぎしりが互いを悪化させる悪循環のリスクが指摘されています。
引用元:八藤英典「不眠症」日本プライマリ・ケア連合学会誌 Vol.35 No.1(2012)北星ファミリークリニック
引用元:富田康弘ら「医療者のための睡眠医学入門 第2回 不眠症」睡眠医療ネクサス Vol.1 No.2(2025)久留米大学医学部神経精神医学講座

この記事のまとめ

歯ぎしりはストレス・睡眠の質の低下・噛み合わせの問題が主な原因です。
- 朝顎が痛い・疲れが取れない場合は歯科でマウスピースを作る
- 就寝前に顎・首・肩のストレッチをする
- いびきがひどい場合はSASの検査も検討する
歯ぎしりは放置すると歯や顎へのダメージが蓄積します。
「自分は歯ぎしりしているかもしれない」と思ったら、まず歯科への相談を検討しましょう。




