

何時間眠れば十分なのか、わからない…

時間より「翌日の状態」で判断する方が正確だよ
「8時間眠らないとダメ」と思っていたけど、8時間眠っても疲れが取れない。
逆に6時間でも調子がいい日があったりする。
そういった、予測できない事態に悩まされていませんか。
理想の睡眠時間は人によって違うのか、年齢でも変わるのか。
睡眠時間の目安はどのくらいなのか。
ここでは、自分に合った時間の見つけ方を紹介します。
同じ悩みを持つ人の声
Yahoo!知恵袋には、あなたと同じ悩みを抱えている人から、次のような相談が多く寄せられています。
◼◼◼◼さん「自分には何時間睡眠が妥当か、わかりません。何時間だろうが眠いです。」
◼◼◼◼さん「50代ですが毎日6時間しか眠れません。8時間は寝るべきですよね?」
◼◼◼◼さん「6時間睡眠というと少ないと言われるときがあります。私的には、十分だと思うのですが。。。」
実際に寄せられている相談をもとに再構成しています
寄せられた相談を見ると、自分に合った理想の睡眠時間がわからず悩んでしまうという人が多いことがわかります。
中でも睡眠時間の目安に振り回されやすい人ほど、自分に合った時間がわからなくなりやすいと言えるかもしれません。

年齢別の推奨睡眠時間

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が示している、年代別の睡眠時間の目安は以下のとおりです。(出典)
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こども小学生は9〜12時間、中学・高校生は8〜10時間が参考。
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成人6時間以上が目安。
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高齢者寝床にいる時間が8時間以上にならないことが目安。

同ガイドでも、適正な睡眠時間には個人差があるとされています。

「8時間神話」は正しいのか

「8時間眠らないとダメ」という考え方は広く信じられていますが、必ずしも全員に当てはまるわけではありません。
遺伝的に6時間で十分な「ショートスリーパー」と呼ばれる体質の人も、ごくまれにいると報告されています。
逆に9〜10時間眠らないと調子が出ない「ロングスリーパー」の人もいます。
「何時間眠ったか」より「翌日の状態がどうか」の方が、自分に合った睡眠時間を知る手がかりになります。

自分に合った睡眠時間の見つけ方

自分に合った睡眠時間の見つけ方を紹介します。
翌日の状態で判断する
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日中に強い眠気がある。
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集中力・記憶力が低下している。
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気分が落ちやすい・イライラしやすい。
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休日に2時間以上多く眠ってしまう。
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2週間の記録で自分の適正時間を探る睡眠日誌をつけて「何時間眠った日の翌日が一番調子よかったか」を記録することで、自分の適正睡眠時間が見えてきます。
「8時間眠らなければ」という思い込みを手放して、翌日の状態を基準に調整していくことが助けになります。
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時間より質を重視する8時間眠っても熟睡できていなければ疲れは取れません。
睡眠時間にこだわりすぎると「眠れなかったらどうしよう」という不安が過覚醒を引き起こして逆効果になることがあります。
「何時間眠るか」より「深く眠れているか」を意識する方が大切です。

データ

厚生労働省の令和5年「国民健康・栄養調査」によると、日本人成人の4人に1人(25.1%)が「十分な休養がとれるだけの睡眠がとれていない」と回答しています。
必要な睡眠時間には個人差があり、自分に合った長さを見つけることがこの休養不足の改善につながることがあります。
また、愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センターの岡靖哲氏ほかが2025年に発表した報告(睡眠と環境 Vol.19 No.1)では、厚生労働省の睡眠ガイド2023の推奨事項として、成人は個人差があるものの6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保すること、高齢者は寝床にいる時間が8時間以上にならないことを目安にすることが紹介されています。(出典)
引用元:
岡靖哲氏ほか「睡眠習慣改善と不眠治療の新たなトレンド」睡眠と環境 Vol.19 No.1(2025)愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター
この研究の紹介者:
岡 靖哲(おか やすのり)氏
プロフィール
所属:
愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター長・教授
学位:
修士(医学)ロンドン大学
経歴:
京都大学医学部卒、京都大学大学院で脳病態生理学・臨床神経学を専攻。
英国ロンドン大学で臨床神経科学修士を取得後、英国セントトーマス病院 睡眠医療センターで研究員(2000~2001年)を務め、現在は愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター長
資格:
日本睡眠学会 総合専門医/日本神経学会 神経内科専門医
研究ジャンル:
睡眠医療、不眠症治療、概日リズム睡眠障害

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この記事のまとめ

理想の睡眠時間は「8時間」ではなく、翌日の状態が良好かどうかで判断するものです。
SELF CARE
対処法
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成人の目安は6時間以上(個人差がある)
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翌日に強い眠気や集中力低下があれば睡眠が足りていないサイン
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睡眠日誌で「調子が良かった日の睡眠時間」を記録して自分の適正を探る
「8時間眠らなければ」という思い込みを手放すことが、眠りへの不安を減らす第一歩になることがあります。
時間より質・翌日の状態を基準にしてみてください。


最後まで読んでくれて…ありがとう…

寝たんかーい




