オレキシンとは?眠りと覚醒を切り替える脳内物質をやさしく解説

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BIN
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オレキシンって何?最近ニュースで見たんだ

BON
BON

脳を起こしておくためのスイッチだよ

2026年9月10日に、睡眠に関するニュースが世間を騒がせました。

「睡眠学界の権威と称された筑波大学の日本人教授が、米国医学賞を受賞。」

「世紀の大発見「オレキシン」とは?柳沢正史教授が、受賞を受けて緊急会見。」

テレビから聴こえてくる、オレキシン受容体拮抗薬とは?ラスカー賞とは?

聞き慣れない名前で、何のことか分からない方も多いと思います。

オレキシンは、私たちが日中ずっと起きていられる理由そのものです。

この物質の発見は、すでに不眠症の治療薬に応用されていて、今は睡眠障害の治療が前に進む手がかりとしても注目されています。

その働きと、眠りとの関係を紹介します。

解説イメージ

オレキシンは、脳の中で「起きている状態」を保っている物質です。

眠るための物質ではなく、起きていることを支える側の物質だという点が、いちばんの特徴です。

神経細胞オレキシンつくる

脳の神経細胞が、オレキシンを作って放出しています。

そしていま、このオレキシンの働きを利用した薬が、不眠症の治療で注目されています。

眠りをむりやり深くするのではなく、目を覚ましておく力のほうをそっとゆるめる、という新しい考え方です。

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覚醒を維持する神経ペプチド脳の視床下部という場所にある、ごく限られた神経細胞だけがオレキシンを作っています。

この細胞が働いている間、脳は起きた状態を保ちます。

日中に眠り込まずに過ごせるのは、この仕組みが支えているためです。

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名前の由来は「食欲」ギリシャ語で食欲を意味する orexis から名づけられました。

発見された当初は食欲との関わりが注目されていて、覚醒を保つ働きが分かったのはその後のことです。

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1998年に発見された柳沢正史教授の研究室と、櫻井武教授らのグループによって発見されました。

睡眠研究の歴史の中でも大きな発見とされ、2026年のラスカー基礎医学研究賞につながっています。

朝の光で目が覚める瞬間のイメージ

オレキシンが働いてから、眠りが訪れるまで

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視床下部の神経細胞がオレキシンを出す脳の奥にある視床下部という場所。ここのごく限られた神経細胞だけが、オレキシンを作っています。
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脳が「起きている状態」を保つオレキシンを受け取ることで、脳は覚醒を維持します。日中に眠り込まずに過ごせるのは、この働きによるものです。
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夜に向かってオレキシンが減る一日の中で量が変わります。夜になるにつれて減っていくことがあります。
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覚醒を保つ力がゆるみ、眠りが訪れる眠気が強くなるというより、起きている力が弱まることで眠りに入っていく場合があります。
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ケーススタディイメージ

眠りには「眠くなるから眠る」だけでなく、起きている力が弱まるから眠るという側面があります。

オレキシンは後者に関わっています。

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スイッチを押し続けているオレキシンは眠気を消す物質ではなく、覚醒を維持する物質です。

スイッチを押し続けている手のようなもので、その手が離れると眠りに落ちていくこともあります。

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一日の中で増減する日中は多く、夜に向かって減っていくことがあります。

夜になると自然に眠くなるのは、この変化も関係しています。

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生活リズムの乱れで、ずれる昼夜が逆転したり、就寝時刻が毎日変わったりすると、この増減のタイミングもずれます。

夜になっても脳が起きたままになることがあります。

夜、読書の手が止まり眠気が訪れるイメージ
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ケーススタディイメージ

オレキシンを作る神経細胞が失われると、覚醒を保つ力そのものが弱くなります。

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ナルコレプシー日中に強い眠気が繰り返し訪れる睡眠障害です。

オレキシンを作る神経細胞が失われることで起きると分かっています。

夜しっかり眠っていても、日中の眠気が抑えられないのが特徴です。

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生活習慣だけでは説明がつかない眠気十分に眠っているはずなのに日中の眠気が強い、会話や食事の途中でも眠ってしまう。

そうした状態が続く場合は、睡眠を専門とする医療機関で相談してみてください。

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仕組みが分かったことで、治療の道が開けた原因が「オレキシンの欠乏」だと特定されたことで、その点に働きかける治療の研究が進んでいます。

今も世界中で研究が続いています。

柳沢正史教授 筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構長
柳沢 正史 教授Yanagisawa Masashi 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構長・教授。1998年にオレキシンを発見し、その欠乏がナルコレプシーを引き起こすことを明らかにしました。

2026年9月、この功績によりアルバート・ラスカー基礎医学研究賞を受賞しています。スタンフォード大学のEmmanuel Mignot教授との共同受賞です。
写真:文部科学省(令和元年度 文化功労者)/政府標準利用規約に基づき掲載 筑波大学 2026年アルバート・ラスカー基礎医学研究賞
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対処法イメージ

オレキシンの働きが分かったことで、その仕組みを利用した不眠症の薬が生まれています。

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オレキシン受容体拮抗薬オレキシンが受け取られる場所をふさぐことで、覚醒を保つ力をゆるめ、自然な眠気が訪れやすくする薬です。

ベルソムラ(スボレキサント)、デエビゴ(レンボレキサント)などがこれにあたります。

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従来の睡眠薬との考え方の違い脳全体の働きを抑えて眠らせるのではなく、覚醒を維持している仕組みだけに作用します。

「眠らせる」より「起きている力をゆるめる」に近い発想です。

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処方が必要な薬です市販されていません。

合うかどうかは体質や不眠の型によって変わるので、判断は医師に委ねてください。

ここで紹介できるのは仕組みまでです。

医師に相談しているイメージ

薬の使用については、必ず医師や薬剤師に相談してください。

この記事は仕組みを説明するものであり、特定の薬をすすめるものではありません。

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データイメージ

筑波大学の発表によると、2026年9月9日、米国のラスカー財団は、2026年アルバート・ラスカー基礎医学研究賞を、同大学の柳沢正史教授と、米国スタンフォード大学のEmmanuel Mignot教授に授与すると発表しました。(出典)

受賞理由は、覚醒の維持を促す神経ペプチド・オレキシンの発見と、オレキシンの欠乏により過眠症・ナルコレプシーが発病することの解明です。

オレキシンが発見されたのは1998年です。

発見から四半世紀以上を経て、その成果が国際的な賞として評価されたことになります。

ラスカー賞は医学研究の分野で最も権威ある賞のひとつとされ、過去の受賞者からノーベル生理学・医学賞の受賞者が多く出ています。

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睡眠診断イメージ

あなたの睡眠レベルや状態がわかる、チェック形式の診断コンテンツです。

ストレス・身体・生活習慣・ホルモンの4つの視点から、あなたの睡眠に影響している原因を分析します。

チェックシートイメージ
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リカバリーウェア

テレビCMでも話題の、着る寝具です。

特殊な繊維から出る遠赤外線が血行を促進し、着て寝るだけで疲労回復をサポートします。

男女兼用で S/M/L/LL の4サイズ展開、3色から選べます。

肌触りの良さや着心地の快適さに関するレビューが多く、自分用だけでなく家族へのプレゼントとして選ばれることもあります。

実際の購入者の声

通販サイトに投稿された購入者レビューから、感想をまとめました。

良い点
  • 気に入って毎日愛用している
  • 思っていたより暑苦しくなかった
気になる点
  • 毛玉ができやすかった
  • 効果を実感しにくかった
編集部より

はじめての方でもあんしん価格の半袖・ハーフパンツタイプから、上下別売りのタイプや上位モデルまで揃っています。

マイまくらのリカバリーウェアは、一般医療機器「家庭用遠赤外線血行促進用衣」として届け出られています。

厚生労働省では、遠赤外線の血行促進作用により、疲労や筋肉のこり等の症状改善を目的とした衣類と定義されています。

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サマリーイメージ

オレキシンは、私たちが日中ずっと起きていられる理由そのものです。

1998年に日本の研究者によって発見され、その欠乏がナルコレプシーを引き起こすことが分かりました。

この発見は2026年のラスカー基礎医学研究賞につながっています。

夜になると自然に眠くなるのは、この物質が静かに引いていくからです。

眠りは「頑張って手に入れるもの」ではなく、起きている力がゆるむことで訪れるものだと考えると、少し気持ちが楽になるかもしれません。

POINT

まとめ

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オレキシンは脳を起こしておく物質で、眠らせる物質ではない

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夜に自然と眠くなるのは、オレキシンが減っていくため

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オレキシンを作る細胞が失われるとナルコレプシーが起きる

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1998年に日本人研究者が発見した

BON
BON

…zzz

BIN
BIN

あれ…寝ちゃった…

この記事の執筆者

BIN&BON

BIN & BON

nelulu 編集部

記事で取り上げている情報は、一次情報や公的ソース(厚労省等)・学会や研究機関のガイドラインなどを参照しています。

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