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ゲームをやめたのに、頭が冴えて全然眠れない…

ゲームは脳をかなり興奮させちゃうんだ
ゲームをやめたのに眠れない。
布団に入っても頭が冴えていて、なかなか眠れない状態が続いている。
そんな状況で困っている人のために、ゲームのしすぎで眠れなくなる理由と改善策を紹介します。
ゲームのしすぎで眠れなくなる理由

ゲームは判断・反応・競争など脳を高度に刺激する活動です。
ゲームをやめた直後でも交感神経が優位なままで、脳が休息モードに切り替わるまでに時間がかかります。
「ゲームをやめたのに眠れない」のは脳の興奮が続いているためです。
ゲーム画面から出るブルーライトは脳が「まだ昼間」と判断してメラトニンの分泌を抑制します。
深夜までゲームを続けると体内時計が大幅に後退して、眠気が来にくくなっていきます。
ゲームはクリア・レベルアップ・報酬などの達成感でドーパミンを大量に分泌させます。
ドーパミンは覚醒を促す神経伝達物質で、ゲーム後に脳が「もっとやりたい」と興奮した状態になって眠れなくなります。

改善策

- 就寝1〜2時間前にはゲームを終える
(脳の興奮が落ち着くのに最低1時間はかかる) - タイマー・アラームで「終了時刻」を設定して強制的に区切る
- 「あと1戦」をやめて、キリのいい場面でセーブして終わる習慣をつける
- ゲーム後すぐに布団に入らず、照明を落として静かに過ごす時間を作る
- 4-7-8呼吸法で副交感神経に切り替える
(4秒吸って、7秒止めて、8秒で吐く) - ゲーム後はスマホも見ない・暖色系の照明に切り替える

よくあるQ&A

ゲームと睡眠に関する、よくある質問と回答を紹介します。
- Qゲームを完全にやめないといけませんか?
- A
やめる必要はありませんが、就寝1〜2時間前には終わらせることが重要です。
昼間・夕方のゲームは睡眠への影響が少ないです。
※個人差あり
- Q子どもがゲームのしすぎで眠れていません。
- A
成長期の睡眠不足は学習・発育への影響が大きいです。
就寝2時間前にゲームを終えるルールを家族で決める・寝室にゲーム機を持ち込まないという環境の整備が有効です。
※個人差あり
- Qゲームをやめると禁断症状のように眠れなくなります。
- A
ゲームへの依存が強くなっているサインの可能性があります。
日常生活・睡眠・仕事・学業への影響が大きい場合は、ゲーム依存(ゲーム障害)として心療内科・精神科への相談が助けになります。
※個人差あり

データ

愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センターの岡靖哲らが2025年に発表した報告(睡眠と環境 Vol.19 No.1)によると、就寝前のブルーライト曝露がメラトニンの分泌を抑制して体内時計を後退させることが示されており、ゲーム・スマホ・PCなどの画面使用を就寝1〜2時間前に終えることが推奨されています。
画面から出るブルーライトとゲームによる脳の興奮が重なることで、睡眠への影響が特に大きくなることが指摘されています。
また、日本プライマリ・ケア連合学会誌に掲載された八藤英典の報告(2012年)では、睡眠衛生指導として「就寝前の過度な興奮・刺激を避けること」が推奨されており、ゲームのような高度に脳を刺激する活動が就寝直前の覚醒を高めることが示されています。
引用元:岡靖哲ら「睡眠習慣改善と不眠治療の新たなトレンド」睡眠と環境 Vol.19 No.1(2025)愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター
引用元:八藤英典「不眠症」日本プライマリ・ケア連合学会誌 Vol.35 No.1(2012)北星ファミリークリニック

この記事のまとめ

ゲームのしすぎで眠れないのは、脳の興奮・ブルーライト・ドーパミンの過剰分泌が重なっているためです。
就寝1〜2時間前にはゲームを終える・ゲーム後は照明を落として静かに過ごす。
この2つから始めてみてください。
ゲームをやめても眠れない状態が2週間以上続く場合は、内科・心療内科への相談を検討してみてください。
ゲームは昼間に楽しんで、夜は眠りの時間にすることが大切です。




