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眠れない夜、何か飲んだら眠れるようになるのかな

飲み物で体を温めてリラックスモードに切り替えられるんだ
眠れない夜に何か飲もうとして、何がいいか迷う。
逆に眠れなくなる飲み物を選んでしまっていることもある。
そんなことを考えた経験はありませんか。
眠れない夜に飲むといいものと、避けるべきものを紹介します。
眠れない夜に飲むといいもの

牛乳に含まれるトリプトファンがセロトニン・メラトニンの材料になります。
温かい飲み物が体の内側から温めて副交感神経を優位にする効果もあります。
砂糖を加えず、温めすぎない程度(50〜60度)が飲みやすいです。
カモミールに含まれるアピゲニンが脳内のGABA受容体に作用して、緊張をほぐす効果があるとされています。
カフェインゼロで就寝前に安心して飲めます。
不安・緊張が強い夜に特に向いています。
カフェインゼロで抗酸化作用が高く、リラックス効果があるとされています。
味がクセになりにくく、毎晩続けやすいのが利点です。
シンプルに体を温めて副交感神経に切り替える効果があります。
ゆっくり飲むことで呼吸が整ってリラックスしやすくなります。
飲み物に迷ったらまず白湯が最もシンプルな選択肢です。

眠れない夜に避けるべきもの

カフェインの覚醒効果は摂取後6〜8時間持続します。
夕方以降のカフェインが就寝時にも残って眠れない原因になります。
緑茶・ほうじ茶にもカフェインが含まれるため、就寝前は避けた方が無難です。
アルコールは一時的に眠くなる効果がありますが、分解される過程で睡眠を浅くして中途覚醒を引き起こします。
「お酒を飲むと寝つきはいいけど夜中に目が覚める」という状態はこのためです。
睡眠の質を下げるため、眠れない夜の寝酒は逆効果です。
体を冷やして交感神経を刺激するため、就寝前は避けた方が無難です。
特に冷え性・手足が冷たくて眠れない人は温かい飲み物に切り替えることで眠りやすくなることがあります。

データ

日本プライマリ・ケア連合学会誌に掲載された八藤英典の報告(2012年)によると、睡眠衛生指導として「就寝前のカフェイン・アルコールの回避」が推奨されており、カフェインの覚醒効果が摂取後6〜8時間持続することが示されています。
アルコールは一時的な入眠促進効果があるものの、睡眠後半の質を著しく低下させて中途覚醒を引き起こすため睡眠薬代わりの使用は避けるよう指導されています。
また、愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センターの岡靖哲らが2025年に発表した報告(睡眠と環境 Vol.19 No.1)では、就寝前の温かい飲み物の摂取が体の深部体温を一時的に上昇させ、その後の体温低下が入眠を促すことが示されており、カモミールティーなどのハーブティーのリラクゼーション効果と組み合わせることで睡眠の質が改善することがあるとされています。
引用元:八藤英典「不眠症」日本プライマリ・ケア連合学会誌 Vol.35 No.1(2012)北星ファミリークリニック
引用元:岡靖哲ら「睡眠習慣改善と不眠治療の新たなトレンド」睡眠と環境 Vol.19 No.1(2025)愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター

この記事のまとめ

眠れない夜の飲み物は「体を温める・カフェインゼロ」が基本です。
- ホットミルク・カモミールティー・ルイボスティー・白湯が◎
- コーヒー・紅茶・緑茶・アルコール・冷たい飲み物は避ける
- 迷ったらまず白湯がシンプルで確実
飲み物ひとつで眠れるようになるわけではありませんが、体をリラックスモードに切り替える小さなきっかけになります。
今夜の一杯を、眠りへの入り口にしてみてください。




