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ツボを押すと眠れるって本当?

副交感神経を刺激して体をリラックスモードに切り替えられるんだ
薬に頼らずに、今夜すぐできる方法を探している。
布団の中でできることが知りたい。
そんなふうに思った経験はありませんか。
眠れない夜に試せるツボとその押し方を紹介します。
ツボが眠りに効く仕組み

ツボ(経穴)への刺激は副交感神経を優位にして、体を緊張から解放するとされています。
眠れない状態は交感神経が優位なままになっている状態です。
ツボへの穏やかな圧迫が体のリラックスモードへの切り替えを助けることがあります。
眠れない夜に試せるツボ

手首の内側・小指側の付け根にあるくぼみです。
不眠・不安・動悸に効くとされる代表的なツボです。
反対の親指でゆっくりと3〜5秒押して離す、を5〜10回繰り返します。
痛くない程度の圧で、呼吸に合わせて押すとリラックスしやすくなります。
頭のてっぺん・左右の耳を結んだ線と正中線が交わる点です。
自律神経のバランスを整えるとされるツボで、頭がぼーっとする・頭の中がざわつく時にも効果があるとされています。
人差し指・中指・薬指の3本を重ねてゆっくり押します。
耳の後ろの骨(乳様突起)の下端から指1本分後ろにあるくぼみです。
名前の通り眠れない時に効くとされるツボです。
両手の親指でゆっくりと左右同時に押します。
首への強い圧は避けて、優しく押すことが大切です。
足の裏・指を曲げた時にできるくぼみの中央です。
全身のエネルギーを巡らせるとされるツボで、冷え・足のむくみと合わせて眠れない時に効果があるとされています。
親指でゆっくり押す・または温めることで効果が出やすくなります。
押す時のポイント
- 痛いくらい強く押さない・「気持ちいい」程度の圧が適切
- 呼吸に合わせてゆっくり押すと副交感神経が切り替わりやすい
- 就寝前・布団の中・お風呂上がりが特に効果を感じやすい
- 毎日続けることで体が反応しやすくなる

データ

日本プライマリ・ケア連合学会誌に掲載された八藤英典の報告(2012年)によると、睡眠衛生指導の非薬物療法として「リラクゼーション技法」が推奨されており、ツボへの刺激を含む身体的なリラクゼーションが副交感神経を優位にして入眠を助ける手段として位置づけられています。
自律神経のバランスを整えるアプローチが不眠の補助的な改善手段として有効とされています。
また、久留米大学の富田康弘らが2025年に発表した報告(睡眠医療ネクサス Vol.1 No.2)では、非薬物療法として身体的リラクゼーション(ストレッチ・ツボ刺激・呼吸法)が過覚醒を緩和して入眠を助ける補助的な手段として挙げられており、CBT-Iと組み合わせることで効果が高まるとされています。
引用元:八藤英典「不眠症」日本プライマリ・ケア連合学会誌 Vol.35 No.1(2012)北星ファミリークリニック
引用元:富田康弘ら「医療者のための睡眠医学入門 第2回 不眠症」睡眠医療ネクサス Vol.1 No.2(2025)久留米大学医学部神経精神医学講座

この記事のまとめ

ツボへの刺激は副交感神経を優位にして、体をリラックスモードに切り替える助けになります。
- 神門:手首内側・不安・動悸・眠れない時の代表ツボ
- 百会:頭のてっぺん・頭のざわつき・自律神経に
- 安眠:耳の後ろ・眠れない時の名前通りのツボ
- 湧泉:足の裏・冷え・全身のリラックスに
痛くない程度の圧で、呼吸に合わせてゆっくり押してみてください。
布団の中で今すぐできる方法なので、眠れない夜にぜひ試してみてください。




